繫いできた 手を
そっと 離すと
君は
振り返ることもなく
静かに
ゆっくりと
歩いて行った
ぼくは
此処にいる
もしか 君が
悲しくて 苦しくて
耐えきれなくなったとき
涙を流す場所が
あるように
ぼくは
いつまでも
此処にいる
君が悲しくならくて
君が笑顔でいるのがいい
此処にいる ぼくが
ずっと 独りぼっちでいるように
君が幸せでいるのが いい
ぼくが 此処にいることを
忘れてしまうくらいにね
それでも
ぼくは 此処にいる
いつまでも
此処にいる
君が 戻ってこないことを
祈りながら

ありがとう

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